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通説編第1巻 第1編 風土と自然


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第4章 気象
第2節 函館の気候
3 気候要素

気候要素平均値

気圧

気温

最高気温

最低気温

年平均気温

夏日と真夏日/冬日と真冬日

降水量

動植物

夏日と真夏日   P106−P107

 日中の最高気温が25度以上を示す日を夏日といって、この出現日数は毎年31日程度は平均して見られるが、暑い夏の年は50日以上も夏日があらわれることがあり、明治9年、10年、19年、25年、大正5年、13年、昭和8年、14年、18年、21年がそれに該当し、このうち明治9年、10年、25年は60日以上も夏日が見られた暑い夏の年であった。
 また、日中の最高気温が30度以上を示す日を真夏日といっているが、これはその年によって現われることもあり、現われないこともあり、平均すると年に1ないし2日となっている。
 夏日の多かった年のうちで、明治9年は21日、大正13年は12日も真夏日が現われ、格段に暑い夏の年であったことを裏付けている。

冬日と真冬日   P107

 一方、気温が1日のうちで一時的でも氷点未満を示した日を冬日として表わすが、100年間の平均でも、最近30年の平均でも、年間の出現は131日となっており、また1日のうちで一時的にも氷点以上にならなかった日、すなわち、その日の最高気温が氷点未満である寒冷な日を特に真冬日としているが、これの100年間の平均は年に36日、最近30年の平均は45日となっている。
 真冬日については、昭和16年以降の期間に特に多く見られ、この期間の平均は、創設時から明治10年までの平均21日に比べれば2倍以上に増加し、なかでも昭和20年は85日の真冬日が記録されていて、いかにこの年が寒冷な年であったかを裏書きしている。
 最近30年を平均した道内6か所の冬日、真冬日、夏日、真夏日の比較は次の通りである。

 
函館
札幌
旭川
釧路
帯広
稚内
真冬日(日最高気温氷点未満)
45日
51日
82日
52日
63日
83日
冬日(日最低気温氷点未満)
 131日
 145日
 164日
 163日
 169日
 139日
夏日(日最高気温25度以上)
31日
50日
59日
6日
45日
8日
真夏日(日最高気温30度以上)
1日
9日
11日
0日
12日
0日
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