| 通説編第1巻 第1編 風土と自然 |
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第4章 気象 気温 |
気温 P102−P103 気温はそれを観測する地点により異なることが多いので、自然の状態のまま一定した地点で、長年観測する必要があり、基準では付近に建物などのない場所に露場と称する観測場所を設定し、芝生の上1.5メートル前後の位置で測ることに決められているが、長い年月の間には社会状勢の変化が大きく、そのようなことが許されない場合が多い。函館においても100年前気候観測所の創設当初は船場町(現豊川町)にあったが、その後高砂町−海岸町−同埋立地−赤川通町と数回も所在場所を変えている。従って、これらを同一に比較することには異論もあり、また、たとえ同じ場所での観測記録であったとしても、長い年月の間には都市化などによってかなり周囲の影響を受けたであろうと思われる。現在気温を測定している場所は、赤川通町の函館海洋気象台の構内で、昭和16年以来30年以上も継続しているが、以下の記述、諸記録は、如上の問題点を無視して述べることにする。 昭和16(1941)年から昭和54(1979)年10月までの統計期間で、気温の最も高かった記録を月別に見ると下表の通りである。
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