
函館市南茅部地区の著保内野遺跡から出土した縄文時代後期の中空土偶が,道内初の国宝に指定されることが決まりました。
この中空土偶は,昭和50年8月24日,函館市尾札部町(旧渡島管内南茅部町字尾札部)で発見され,高さ41.5p,幅20.1p,重さ1,745グラムと,現存する中空土偶としては国内最大級の大きさで,頭部の一部と両腕が欠損していたものの,ほぼ完全な形で見つかりました。
内部は空洞で,頭部から足元まで文様が施され,精巧な作りと写実的な表現から,当時の精神文化を知る学術的価値の高い貴重な資料として,評価されています。
3月16日に開催された文化審議会で,この中空土偶を国宝に指定することが決定され,同日,文部科学相に答申されました。
この後,5月下旬に官報告示され,正式に国宝指定となる予定です。
文化庁では,中空土偶の展覧会を,下記のとおり開催します。
1.名称 特別展観 新指定国宝・重要文化財
2.会期 平成19年4月24日(火)〜5月6日(日)
3.会場 東京国立博物館本館 特別第1,2室
お問い合わせ先
函館市教育委員会 生涯学習部文化財課
電話 0138−21−3472まで。
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