第70回函館市成人祭について

 

平成30年1月11日

 

第70回函館市成人祭

 函館市長の工藤壽樹です。
 「成人の日」の8日に開催した「函館市成人祭」には、華やかな振袖や真新しいスーツに身を包んだ多くの新成人の皆さんが参加されました。
 式典では、新成人を代表し、平田幹太さんと櫛谷優花さんから誓いの言葉をいただき、大変心強く思ったところです。
 今年は、全国で123万人、函館市では2,160人の皆さんが新成人として新たに大人の仲間入りを果たしました。私の時代には270万人が生まれており、今年の倍以上でしたが、今後も生まれてくる子どもはさらに減少を続け、2060年には日本の人口が8千万人ぐらいまで減少すると言われています。
 人口が減ることで一時的にはさまざまな問題が発生しますが、私は長い目で見れば、未来はいつも今より明るいと信じており、悲観することはないと思っています。そのために、新成人の皆さんのような若い世代が新鮮な感覚と勇気と行動力を持って、人口減少の時代の中で新たな時代を切り開いていってほしいと願っています。
 新成人の皆さん一人ひとりの人生には険しい道やさまざま壁もあると思いますが、時には逃げることがあってもいいと思っています。ただ、そのときに乗り越えようとする前向きな気持ちだけは失わないでいただきたい。目的を達成するためのいくつかのルートから、自分に一番合ったルートを見付けていけば願いは叶っていくと思います。とりわけ20代という人生の中でも重要な10年間、大いに悩み、時には迷いながら頑張っていただきたいと考えています。
 成人祭の会場の函館アリーナでは、昨年のクリスマスにGLAYのライブがありました。彼らも30代の後半になり、ふるさとを振り返る余裕もでき、そのころから函館のためにさまざまなことに取り組んでくれています。
 今年は明治元年から数えて満150年の年に当たります。ペリー来航を契機として函館が長崎、横浜とともに港を国際貿易港として開いたことで、各国の領事館が置かれ、日本中から志を持った若い人たちが移り住み、このまちを繁栄させました。
 新成人の皆さんも、将来、函館で暮らす方、函館を離れて東京や札幌などその他の地域で暮らそうと思っている方、道は様々だと思いますが、仕事や生活に余裕が出来たら、GLAYのように、どんなところにいてもふるさと函館を思い起こしてください。ここで暮らす皆さんだけでなく、外に出て行った皆さんにも期待をしています。内から外から若い皆さんの力でこのまちを元気にしていただきたいと思います。
 新成人の皆さんの前途が洋々たるものでありますよう、そして幸せでありますようお祈り申し上げます。

 

 

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