新函館市総合計画

(2007-12-04更新)
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基本構想

| 策定の意義 |  時代の潮流まちづくりの基本姿勢 |  対象区域 |  目標年次 |
| 将来人口 |  都市の将来像 |  施策の大綱 |  土地利用の方針 |

1 策定の意義

 本市は北海道南端の渡島半島南東部に位置し,温暖な気候,恵まれた自然, 集積した都市機能,さらには,歴史と伝統に培われた文化,豊富な人文資源な ど数多くの優れた特性を背景に,北海道と本州を結ぶ交通の結節点として,ま た,南北海道における行政・経済・文化の中核都市として成長してきました。

 近年,函館駅周辺や函館港,函館空港など陸・海・空の拠点施設の整備が進 み,国内外との観光・交流機会が拡大しているほか,公立はこだて未来大学の 開学や多様な市民活動の支援など将来を担う人材の育成,さらには,教育・文 化や保健・医療・福祉の充実,産業の振興,生活環境の整備など,21世紀の基 盤づくりが着実な進展を見せています。

 また,平成16年12月には,戸井町・恵山町・椴法華村・南茅部町と合併し, 豊かな海を擁する新たな函館市として,市民の一体感の醸成と地域特性を生か したまちづくりに取り組むとともに,平成17年10月には,中核市へと移行し, より自主的なまちづくりの展開が求められるなかで,国際水産・海洋都市の実 現に向けた取り組みや北海道新幹線の着工など,新たな飛躍の可能性も芽生え てきています。

 しかし,一方では,我が国の総人口が減少していく時代を迎え,成長を前提 とした社会の枠組みが変革を求められ,国の構造改革や地方分権の本格化など, 取り巻く環境が大きく変化するなかで,本市においても,少子高齢化の進行と 人口の減少,人口移動による都市機能の分散,地域経済の低迷など諸課題への 対応が求められています。

 今後,国際化や高齢化,情報化など,時代の潮流が加速度的に変化し,これ まで以上に地域社会に大きな影響を与えることが予想されることから,将来の まちづくりにあたっては,これらを十分に認識し,新しい発想のもとで,創意 と工夫を凝らし各種の施策に取り組んでいく必要があります。

 この基本構想は,このような地域を取り巻く諸情勢の変化を踏まえ,本市が 有する数多くの特性を生かし,市民・企業・団体・行政の協働のもとで,新し い都市の創造をめざし,まちづくりを総合的・計画的に推し進めるため策定す るものです。

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2 時代の潮流とまちづくりの基本姿勢

(1) 時代の潮流
 社会経済の情勢と地域を取り巻く環境は,急速に変化しており,本市が発 展を続けていくためには,時代の潮流を的確にとらえ,まちづくりを進める 必要があります。
 この基本構想においては,将来を展望する際の横断的な視点として,時代 の潮流を次のとおり認識し,各種の施策に取り組んでいくこととします。

少子高齢社会の進行と人口減少時代の到来
 我が国においては,出生率の低下により少子化が急速に進行し,総人口 が緩やかに減少する一方で,平成25年(2013)には, 4 人に1 人が65歳以 上という超高齢社会を迎えることが予測されています。
 労働力人口の減少による就業構造・産業構造の変化をはじめ,子どもの 健全な発育への影響や介護・医療に係る経費の増大など,社会生活の全般 にわたって,さまざまな影響が及ぶものと考えられています。
 子どもを安心して生み,健やかに育てられ,高齢者が住み慣れた家庭や 地域において,豊かな知識や経験を発揮しながら,生きがいを持ち,健康 で充実した人生を送ることができる環境づくりが求められています。
 また,子どもから高齢者まで,共に支えあいながら社会の一員として参 画し,だれもが安心して心豊かに生活できる地域社会を構築していくこと が求められています。

地球環境問題の顕在化と循環型社会の実現
 地球温暖化やオゾン層の破壊,酸性雨など顕在化する地球環境問題は, 21世紀における最も重要な課題の一つとして,その対策を講じ,恵み豊か な地球環境を後世に引き継ぎ,人類と地球が末永く共生していくことがで きる社会を築いていくことが求められています。
 我が国においても,環境問題に対する人々の意識の高まりのなかで,大 量生産・大量消費・大量廃棄型の生活様式を見直し,廃棄物の減量化やリ サイクルの推進,省エネルギーの取り組みなど,環境への負荷の少ない循 環型社会の実現に向けた取り組みを進めていくことが求められています。
 今日の環境問題の多くが日常生活や事業活動に起因していることを市民 一人ひとりが自覚し,市民・企業・団体・行政が,それぞれの役割と責任 に応じ協働して,豊かな自然環境と調和した良好で快適な都市環境を創造 し,持続可能な社会を将来に引き継いでいくことが求められています。

グローバル化の進展と地域の国際化
 交通・情報通信手段の飛躍的な発達により,人・物・資本・情報が国境 を越えて行き交う地球規模での交流が活発化するとともに,平和や人権と いった人類共通の課題や環境問題への対応など,国際協調の必要性も高ま ってきています。
 今後,国際関係は,国家レベルから地域レベルへと,より身近な関係が 築かれ,地域が世界と直接結ばれることとなり,その果たすべき役割はこ れまで以上に重要になっていくものと考えられます。
 本市においては,地球規模の課題を視野に入れた取り組みや国際人の育 成に努めるとともに,地域を訪れる外国人を温かく迎え入れる仕組みづく りや在住外国人にも暮らしやすいまちづくりを進め,世界に開かれた地域 社会を形成していくことが求められています。

価値観とライフスタイルの多様化
 生活水準の向上や余暇時間の増大など社会の成熟化に伴い,人々の価値 観は,物の豊かさから心の豊かさやゆとり,生きがいなどへの志向が強ま り,ライフスタイルが一層多様化するなかで,個性や創造性が尊重される ようになり,自由な選択と主体的な行動のもとで,自己実現を図っていく ためのさまざまな活動が活発化してきています。
 このようななか,市民の多様な価値観や社会参加意欲に応じて,選択の 可能性を広げていくため,多様化する市民ニーズに的確に対応した施策が 求められています。
 市民一人ひとりが,個性や能力を発揮し,さまざまな分野で生き生きと 活動できる環境づくりに努め,生活の豊かさを実感できるような取り組み を進めていくことが求められています。

情報通信技術の革新と高度情報化の進展
 情報通信技術の飛躍的な発達と情報通信機器の普及により,全世界が双 方向の情報通信ネットワークによって結ばれ,情報が自由に行き交い,あ らゆる分野において,容易に情報を収集し,発信することが可能となって います。
 我が国においては,世界最先端のIT国家となることをめざした取り組 みが集中的に進められており,情報の自在なやりとりを行うことができる 社会の実現に取り組むこととしています。
 本市においても,情報通信基盤の充実に努め,多様な分野における市民 サービスのためのシステムを整備するとともに,高度情報化に対応できる 人材の育成や情報関連産業での起業化などの取り組みを進めていくことが 求められています。

産業構造の変化と地域企業の活性化
 経済活動のグローバル化やソフト化,サービス化,情報化などにより, これまで我が国の経済システムを支えてきた産業構造が急速に変化してい ます。
 知の世紀といわれる21世紀においては,これまでの規格大量生産型,労 働集約型から,高付加価値型,知識集約型へと産業構造の転換が進み,専 門的な知識や高度な技能を有する人材がますます求められる時代へと移行 していくものと予想されています。
 このようななか,地域の活力を維持していくためには,魅力ある企業立 地環境の整備と企業の誘致に努めるとともに,学術研究機関と企業との連 携を促進し,地域企業における人材の育成や技術の高度化などを進め,新 たな産業の創出を図っていくことが求められています。

地方分権の進展と市民参画
 本格的な地方分権時代を迎え,地方公共団体の政策の自己決定権が拡大 され,従来にも増して,自らの選択と責任のもとで,主体性・独自性を発 揮し,それぞれの地域の実情やニーズに即した個性豊かなまちづくりの展 開が可能になってきています。
 このようななか,福祉や環境,教育・文化,まちづくりなど,さまざま な分野において,市民による多様な活動が広がりを見せています。
 分権型社会においては,市民参画のもと,知恵と力をあわせ協力しなが ら,地域の特性や資源を最大限に活用し,創造的な地域づくりを進め,個 性的で多様な市民生活を実現していくことが求められています。

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(2) まちづくりの基本姿勢
 社会情勢の変化に伴って生じる新たな課題や市民ニーズに的確に対応し, また,個性と魅力あふれる地域づくりを推進するため,次の三つを基本姿勢 として,施策の展開を図ります。

市民協働によるまちづくり
 今日の時代の潮流が示すものは,人間が自然と調和・共生しながら,多 様な文化や価値観のもとで,それぞれの個性や能力を生かし,互いに助け 支えあい,共に生きる社会を実現していくことであると考えます。
 市民がまちづくりの主体として,自らの自由な発想をもとに,新しい函 館を創造するため,さまざまな可能性に挑戦するとともに,市民・企業・ 団体・行政が信頼と連帯のもとで,知恵と力を結集し,創意と工夫を凝ら して,魅力と活力あふれる地域社会を築いていく必要があります。
 そのため,市民参画システムを拡充するとともに,コミュニティ,ボラ ンティア,NPOなどの自主的活動の支援を通じ,人材の育成を図りなが ら,市民一人ひとりが自らの豊かな個性や創造性を生かし,まちづくりに 主体的に参画する市民協働によるまちづくりを進めます。

地域の特性を生かしたまちづくり
 分権型社会の本格化とともに地域間の競争が激しさを増すなかで,本市 が豊かで活力に満ち,魅力的な地域として発展していくためには,他地域 と比較し,優位にある地域の特性や個性を見いだし,伸ばしていくことが 重要な課題となります。
 本市の温暖な気候や美しく豊かな自然環境,早くから諸外国に門戸を開 いたことによる歴史的風土,学術研究機関や独特な産業の集積,交通拠点 としての地理的優位性,市民の活発な文化芸術活動とそれを支える人材な ど,地域に潜在している資源・財産の発展可能性を探り,新たな価値を創 造し,新しい文化や産業をはぐくむまちづくりを進めます。

交流拠点をめざすまちづくり
 本市は,国際貿易港として,いち早く開港し,異なった文化が交流する まちとして,また,陸・海・空の交通体系が整い,北海道と本州を結び, 多くの人々が訪れるまちとして発展してきました。
 近年,高速自動車道や港湾,空港など地域の交通基盤施設の整備が着実 に図られ,人や物の流れが活発化しており,国際定期航空路や国際定期コ ンテナ航路が開設されるなど,国際化も進展しています。
 今後,北海道新幹線の開業を見据え,観光・コンベンション,産業,情 報など都市基盤の整備や都市機能の集積,国内外の交通ネットワークの結 節点としての整備に取り組むとともに,函館国際水産・海洋都市構想の推 進などにより知の集積を図り,人・物・情報が交差し,そして発信する, 世界に開かれた交流拠点の形成をめざしたまちづくりを進めます。

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3 対象区域

対象区域は,函館市全域とします。ただし,必要に応じて,市域外についても含めるものとします。

4 目標年次

目標年次は,平成28年度(2016)とします。

5 将来人口

目標年次における人口については,これまでの人口推移を勘案しつつ,今後の施策展開による効果などをもとに予測し,28万人と設定します。

6 都市の将来像

 本市は我が国最初の国際貿易港として,いち早く海外に門戸を開き,また, 北海道開発の拠点として本州と結ばれ,東洋と西洋,伝統と開拓など多様な文 化が交わり,多くの人々が訪れるまちとして発展してきました。

 かつて,この地は,先人が異なる文化や訪れた多くの人々との交流を広げ, 固有の文化を築きあげるとともに,教育や医療,福祉などさまざまな分野で共 に手を携え協力し,まちの魅力をはぐくんできた地域で,その精神は今日まで 連綿と引き継がれています。

 いつの時代においても,このまちに暮らし,働き,学び,憩う,人々の一つ ひとつの営みと信頼の絆が,このまちをつくり,そしてこのまちの明日を開い てきました。

 大きく変化するであろう21世紀の社会において,豊かな市民生活を実現し, 魅力にあふれ個性豊かなまちづくりを進めていくためには,人と人とのつなが りや人・物・情報の交流を通じ,文化や産業をはぐくみ,世界と結び,新しい 価値を生み出す地域社会を創造していく必要があります。

 それは市民一人ひとりが,自由な発想と創意のもとで,生き生きと活動し, 幸せで,明るく,活力に満ちた地域社会であると同時に,多くの人々が集い, 交流の輪を広げ,お互いに助け支えあい,共に力をあわせて未来を開いていく まちであると考えます。

 新たな時代に,そのような共通の願いを込め,函館市の将来像を
 「人が輝き まちが輝く 交流都市 はこだて」 と定めます。

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7 施策の大綱

 時代の潮流を的確にとらえ,都市の将来像である「人が輝き まちが輝く  交流都市 はこだて」を実現するため,次のとおり施策の大綱を定めます。

 (1) 心豊かな人と文化をはぐくむまち
 だれもが生きがいを感じ,また,多様な文化や価値観とふれあい,豊かな 人生を送ることができる地域社会を創造するとともに,次代を担い未来には ばたく人材の育成に努める「心豊かな人と文化をはぐくむまち」をめざしま す。

創造性とふれあいをはぐくむ社会の形成
 市民が,生涯にわたり,いつでも,主体的に学習活動や文化芸術活動, スポーツ活動などに参加できるよう機会の拡充を図るとともに,青少年の 健全育成のため,地域社会が一体となった取り組みを進めるほか,男女共 同参画を推進します。
 また,多様な国際交流の推進などにより,地域の国際化を進めるととも に,国内諸地域との交流を深めるほか,首都圏等からの定住者の誘致を推 進します。

次代を担う人材の育成と知の集積
 確かな学力を身に付け,創造性や豊かな人間性をはぐくみ,国際化や高 度情報化など,時代の進展に対応できる人材を育成するため,教育内容・ 方法の充実を図るとともに,教育環境の向上に努めるほか,地域と共に歩 む多様で活力ある学校づくりを進めます。
 また地域の高等教育機関や試験研究機関などの研究環境の充実を図り 学術研究機能を生かしたまちづくりを進め,国際的な水産・海洋に関する 学術研究拠点都市の形成をめざすなど知の集積に努めます。

 (2) 共に支えあい健やかに暮らせるまち
 すべての市民がノーマライゼーションの理念のもと,共に支えあい,地域 のなかで生き生きと安心して暮らせるとともに,市民一人ひとりが健康づく りに取り組み,心身共に健康な生活を送ることができる「共に支えあい健や かに暮らせるまち」をめざします。

地域福祉社会の形成
 市民が共に支えあい,住み慣れた地域で安心して生活ができ,広く社会 活動に参加することを可能にするため,だれもが自分にあった福祉サービ スを必要なときに利用できるサービス提供体制の充実に努めるなど,福祉 環境の整備を進めます。
 また,安心して子どもを生み育てることができる環境づくりを進めると ともに,高齢者や障がいのある人のための福祉サービスの充実や社会参加 機会の拡大を図ります。

健康を守る社会の形成
 市民が生涯にわたって心身共に健康な生活を送ることができるよう,市 民自らの健康づくりや健康診査などの受診を促進するとともに,保健相 談・指導の充実に努め,疾病予防や心の健康づくりを進めるほか,地域医 療や救急医療の充実を図るなど,総合的な保健・医療サービス提供体制の 整備を進めます。
 また,食品の安全と身近な暮らしの衛生環境の確保に努めます。

 (3) 快適で安らぎのある住み良いまち
 中心市街地のにぎわいの創出をはじめ,住環境の整備や公共交通の充実, 地域の情報化など,快適な生活環境の形成に努めるとともに,防災や交通安 全・防犯対策を推進し,安全で安心な市民生活を実現する「快適で安らぎの ある住み良いまち」をめざします。

快適な生活環境の整備
 にぎわいにあふれ,快適な生活環境を確保するため,中心市街地や地区 生活拠点の機能強化に努めるとともに,良質な住宅ストックの形成や住宅 地の供給により住環境の整備を進めるほか,市民の日常生活を支える生活 道路の改良・舗装や電車・バスなどの公共交通の利便性の向上を図りま す。
 また,水道水やエネルギーの安定供給を図るほか,各種情報サービスの 充実など地域情報化を推進します。

安全・安心な市民生活の確保
 安全な市民生活を確保するため,河川・海岸・急傾斜地の整備や災害予 防対策を進めるなど防災対策の充実に努めるとともに,消防・救急体制の 充実を図るほか,安全に通行できる交通環境の整備など交通安全対策を推 進します。
 また,自主防犯活動を促進し,防犯対策の充実に努めるほか,消費者の 自立を支援し消費生活の向上を図ります。

 (4) 環境と共生する美しいまち
 環境に負荷の少ないライフスタイルへの転換を進め,持続可能な社会を構 築するとともに,本市の美しい自然環境の保全と魅力ある景観の形成に努め るほか,水と緑にふれあえる空間の整備を進め「環境と共生する美しいま ち」をめざします。

地球にやさしいまちづくりの推進
 恵み豊かな地球環境を後世に引き継いでいくため,環境保全意識の向上 を図り,保全活動や汚染対策を推進するほか,自然の保護に努めます。
 また,廃棄物の減量化・再資源化などを進め,循環型社会の構築を図る ほか,下水道の整備などにより,適切な汚水処理を促進し,公衆衛生の向 上や海・川などの公共用水域の水質保全に努めます。

うるおいのある都市空間の形成
 魅力ある景観を市民共有の財産として,将来に引き継ぐため,景観に関 する理解を深めるとともに,景観形成活動を促進し,歴史的景観や自然景 観の保全・整備に努めるほか,都市デザイン施策を推進します。
 また,緑化に対する市民意識の醸成を図り,花の植栽など市民協働によ る緑化を推進するとともに,公園や緑地,水辺空間の整備を進め,うるお いのある都市空間の形成に努めます。

 (5) 活力にあふれにぎわいのあるまち
 観光関連産業をはじめ,農林水産業や工業・商業の振興,さらには新しい 産業の育成などにより,多様で層の厚い産業構造の形成に努め,地域経済の 活性化を図るとともに,新幹線・高速自動車道・港湾・空港など陸・海・空 の総合交通体系の整備を進め「活力にあふれにぎわいのあるまち」をめざ, します。

地域を支える産業の振興
 地域経済の活性化を図るため,国内外からの観光客や各種大会の誘致な ど観光・コンベンションの振興をはじめ,農林水産業の生産性の向上など による経営の安定を図るとともに,製造業の生産性の向上や製品の研究開 発などを促進するほか,中小企業対策の充実や商店街の活性化,貿易の振 興を図ります。
 また,新産業の創出と企業立地を促進するとともに,雇用環境の向上を 図ります。

総合交通体系の確立
 交流の拡大と地域の振興発展のため,北海道新幹線の新青森・新函館間 の早期開業と新函館駅との交通アクセスの整備を促進するほか,新幹線時 代を見据えたまちづくりを推進します。
 また,北海道縦貫自動車道や函館・江差自動車道,函館新外環状道路な ど高速自動車道の建設をはじめ,主要幹線道路の整備,重要港湾函館港の 港湾機能の充実,函館空港の施設整備や国際・国内航空路線の拡充など総 合交通体系の確立を図ります。

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8 土地利用の方針

 土地は,限られた貴重な資源であり,また,社会のさまざまな活動にとって不 可欠な基盤であることから,適正な土地利用を図るため,北海道土地利用基本計 画の地域区分に基づき,総合的かつ計画的な土地利用を進めるとともに,自然環 境を保全しつつ,健康で文化的な生活環境の確保と地域産業の振興発展を図り, 次世代に継承できるまちづくりを進めます。

 (1) 都市地域
 快適な都市環境の形成を図るため,市街地の無秩序な拡大を抑制するととも に,都市基盤の既存ストックを有効活用し,各種都市機能が集積したコンパク トな市街地形成を基調として,総合的な整備・開発・保全に努めます。
 市街化区域においては,都市の質的な向上や再生をめざし,住環境の整備や 再開発などによる有効な土地利用を図るとともに,都市機能の適正な配置と誘 導を進め,利便性と快適性に優れた市街地の形成に努めます。
 市街化調整区域においては,市街化区域と一体的な日常生活圏を構成してい る一定規模以上のまとまりのある地域については,市街化区域内の都市施設の 整備状況を考慮しながら,生活環境の向上に努めるとともに,その他の地域に ついては,計画的な市街地形成や要件を満たした施設等の立地以外の無秩序な 都市的土地利用は認めないこととし,農地・森林などの保全に努めます。
 さらに,人口や産業活動,土地利用などの状況と将来見通しを勘案しつつ, 適時適切に市街化区域・市街化調整区域の区域区分の見直しを行います。

 (2) 農業地域
 農業の振興を図るため,集団的にまとまっている優良農地の保全・確保や生 産基盤の整備を進めます。また,その他の農地等については,保全に努めると ともに,遊休農地についても農地としての活用を促進し,他用途への転用を必 要最小限にとどめることとし,都市的土地利用にあたっては,農業の振興と地 域の振興発展との調整を図りつつ,適正な土地利用を進めます。

 (3) 森林地域
 国土の保全,水源のかん養,保健,休養,自然環境の保全等の公益的機能と 木材生産機能の増進を図るため,必要な森林の保全に努め,森林の持つ多面的 機能が高度に発揮されるよう,計画的な整備を進めます。

 (4) 自然公園地域
 市民の保健,休養,教育の場であり,観光資源でもある恵山道立自然公園に ついては,優れた自然の風景地の保護に努めるとともに,適正な土地利用を図 ります。

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お問い合わせ:〒040-8666 函館市東雲町4番13号
函館市企画部計画推進室計画調整課
TEL 0138-21-3695  FAX 0138-23-7604
E-mail shinkeikaku@city.hakodate.hokkaido.jp

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