■ たばこのページ
たばこの害喫煙率禁煙にチャレンジ!おいしい空気の施設
 【たばこの主成分】
 ■ タール
    たばこの煙を集めて冷やすとできる黄褐色のねばねばした液体、つまりヤニのも
   とがタールです。
    がんの発生を促す発がん性物質のかたまりです。

 ■ ニコチン
    喫煙を習慣づけ、依存させるのがこのニコチンです。
    血管を収縮して血流を少なくしたり、血管にダメージを与え、悪玉コレステロールを
   取り込みやすくさせます。

 ■ 一酸化炭素
    血液中で酸素が運ばれるのを邪魔し、軽い酸欠状態にします。
    そのため、息切れやスタミナ不足、運動能力の低下や動脈硬化を促進します。

 【喫煙が招く病気】
  〈たばこを吸っている人は、吸わない人より「がん」になりやすい!〉
    たばこは肺がんだけでなく、ほとんどのがんの発生に関わりがありますが、特に肺・
   口腔・咽頭・喉頭など
の気道で発生が多くなっています。
非喫煙者と比較した喫煙者のがん死亡率(倍)
男性 女性
喉頭がん 32.5 喉頭がん 3.29
肺がん 4.45 肺がん 2.34
咽頭がん 3.29 膀胱がん 2.29
口腔がん 2.85 甲状腺がん 1.85
食道がん 2.24 食道がん 1.75
全部位のがん 1.65 肝臓がん 1.65
膀胱がん 1.63 子宮頸がん 1.57
膵臓がん 1.56 膵臓がん 1.44
肝臓がん 1.50 口腔がん 1.40
胃がん 1.45 全部位のがん 1.32
脳腫瘍 1.44 胆管がん 1.32
リンパ腫 1.34 白血病 1.29
甲状腺がん 1.27 乳がん 1.29
腸がん 1.27 卵巣がん 1.19
胆管がん 1.23 胃がん 1.18
直腸がん 1.22 皮膚がん 1.17
副鼻腔がん 1.08
白血病 1.07
腎臓がん 1.06
                 「喫煙と健康−喫煙と健康問題に関する報告書」より
  また、がん以外にも呼吸器や循環器、消化器系の疾患を招くなど、たばこは全身に悪
  影響を及ぼしています。

病気の種類 具体例
循環器の病気 動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、狭心症、脳卒中など
呼吸器の病気 気管支炎、肺気腫など
消化器の病気 胃潰瘍、十二指腸潰瘍など
その他 皮膚の老化、シミ、シワ、脱毛、歯周病など
 【受動喫煙の健康への影響】
 ■ 受動喫煙とは?
    たばこを吸わない人が自分の意思に関係なく他人のたばこの煙を吸わされること
   を「受動喫煙」といいます。
    受動喫煙によって、たばこを吸わない人も健康被害を受けています。

 ■ 主流煙と副流煙
     〜副流煙の方が主流煙よりずっと有害!〜
    たばこの煙は、喫煙者が吸い込む「主流煙」とたばこの先端から出る「副流煙」とに
   分けられます。
    有害物質の発生は、主流煙より副流煙の方が多く、周りで吸わされた時の害が大
   きいのです。

☆☆副流煙に含まれる有害物質(主流煙を1とした場合)☆☆
●タール    3.4倍
●ニコチン    2.8倍
●一酸化炭素    4.7倍

「喫煙と健康−喫煙と健康問題に関する報告書 第2版」より
    また、主流煙は酸性ですが、副流煙はアルカリ性で、目や鼻の粘膜を刺激して、く
    しゃみ・咳・流涙・目や喉の痛みの原因となります。
 ■ 家族にも危険をもたらしている!
    1日に20本以上のたばこを吸う夫の妻は、本人が非喫煙者であっても、肺がんに
    よる死亡率が通常の約2倍というデータがあります。

☆☆夫の喫煙と妻の肺がん死亡率(妻は非喫煙の場合)☆☆
●(1日で)1〜19本以上喫煙    1.5倍
●(1日で)20本以上喫煙    1.9倍

(平山 雄 1990)
 【妊婦や子どもへの影響】
    妊娠中に本人がたばこを吸うと、たばこの有害物質が胎盤を通して移行するため、
   低出生体重・流早産・周産期死亡などの危険が多くなると同時に、生後の発育・発達
   の遅れ・乳幼児突然死症候群
の危険性が高まることも指摘されています。
    
    また、妊婦本人がたばこを吸わなくても、家庭や職場などで受動喫煙によって、
   出生体重児のリスクが高まる
ことも報告されています。

    そして、家族が子どものそばでたばこを吸っていると、その子どもは咳が出やすく
   ったり、風邪や肺炎・気管支炎・中耳炎などの感染症にかかりやすくなるほか、喘息
   の子どもは発作が起きやすくなります。