ノロウイルス感染症の予防について

2016年3月1日

ノロウイルス感染症による感染性胃腸炎は,1年を通じて発生が見られますが,主に秋から冬にかけて流行します。

ノロウイルスは感染力が強いため,家庭の中に感染者がいると,二次感染を引き起こしたり,保育所,学校,高齢者施設等で患者が発生すると,施設内で二次感染を引き起こし,集団感染となることもありますので,十分注意が必要です。

 

       ・ノロウイルス感染症の予防について

ノロウイルスとは?

ノロウイルスは,乳幼児から高齢者まであらゆる年齢の人に急性胃腸炎を起こす感染力の強いウイルスです。

症状は?

ノロウイルスに感染すると,24時間から48時間の潜伏期間の後,主に,吐き気,おう吐,腹痛,下痢,発熱などの症状が見られ,通常1~2日で症状

はおさまります。

※抵抗力の弱い高齢者や乳幼児などの場合,おう吐物をのどに詰まらせたり,脱水症状がひどくなるなどの危険もあり油断は禁物です。水分補給に気をつ

 け,早めに医師の診察を受けることが重要です。

※症状がおさまっても,感染者の便からはノロウイルスが2~3週間排泄されることがあり,二次感染予防の注意が必要です。

どうやって感染するの?

ほとんどが経口感染(口から体内に入る)です。次の3つのパターンが考えられます。

(1)人から人へ

・ノロウイルスに感染している人の便やおう吐物の不適切な処理,不十分な手洗いなどによって残ったウイルスが口に入り感染する。

・床などに残ったおう吐物が乾燥し,舞い上がったウイルスがホコリなどと一緒に口に入り感染する。

(2)人から食品を介して

・ノロウイルスに感染した人が,十分に手洗いを行わず,ウイルスが付いた手で調理や盛りつけをしたために,食品が汚染され,その食品を食べて感染す

 る。

(3)食品から人へ

・ノロウイルスに汚染された二枚貝を,生や加熱不十分なまま食べて感染する。

感染予防の基本は手洗いです!

ノロウイルスによる感染性胃腸炎は,ほとんどの場合,手についたウイルスが口から体内に入って感染します。

調理の前,食事の前,トイレのあと,外出先から戻った時などは,石けんを使い,手首から指先まで,ていねいに洗うことは,ノロウイルスの感染予防に大変有効です。

※アルコール系の手指消毒薬はノロウイルスに対して,効果が不十分です。

便やおう吐物の処理は確実に!

感染した人の便やおう吐物などを処理するときは,手袋やマスク,エプロンを着用するなどして直接触れないように注意しましょう。

また,処理した後は,十分な換気,手洗い,うがいをしましょう。

  

  ・おう吐物の処理方法(PDF)

消毒のポイント

・効果のある消毒は,塩素系消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム)や,加熱(85度1分以上)です。

※次亜塩素酸ナトリウムは市販の「家庭用塩素系漂白剤」に含まれています。

・アルコール系の消毒薬はノロウイルスに対して,効果が不十分なため適しません。

・消毒剤の噴霧は効果が不十分で,ウイルスが舞い上がる危険性があるため,おすすめしません。

 

  ・ノロウイルスの消毒(PDF)

社会福祉施設等における集団発生の報告について

・ノロウイルス等による感染性胃腸炎の感染者および疑いのある者が1週間以内に概ね10人以上確認された場合には,速やかに保健所に報告しましょ

 う。

感染症等(疑)発生報告票・終息報告様式

参考リンク

感染性胃腸炎の発生動向(北海道感染症情報センター)

ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)

「感染症の話(ノロウイルス感染症)」(国立感染症研究所感染症情報センター)

ノロウイルス感染症とその対応・予防(国立感染症研究所感染症情報センター)

高齢者介護施設における感染症対策マニュアル(厚生労働省)

 

 

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保健所 保健予防課
感染症・難病担当
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