公開日 2023年05月01日
函館市医療安全支援センター(医療相談窓口)医療法第6条の13
市民からの医療に関する相談,苦情に対応し,必要に応じ医療機関への情報提供等を行うことで,患者さんと医療機関との信頼関係を高めるとともに,市民が安心して医療を受けられる環境づくりの推進などを目的として,市立函館保健所内に函館市医療安全支援センター(医療相談窓口)を開設しています。
なお,相談者のプライバシーには十分配慮いたしますので,原則,匿名の相談はお断りさせていただきます。
受付日および時間
毎週 月~金曜日(祝日および12月29日~1月3日を除く)
9時00分~17時00分(12時00分~13時00分を除く)
電話および面接を原則とします。
なお,面接相談については予約制とさせていただきます。
【所在地・連絡先】
〒040-0001
函館市五稜郭町23番1号
市立函館保健所(3階)地域保健課内
◆◆ 相談専用電話:0138-32-1528 ◆◆
※下記≪よくある相談Q&A≫をご覧いただくと,お問い合わせが解決する場合もありますので,ご参照ください。
◆◆ 電子メール hc-iyaku-soudan★city.hakodate.hokkaido.jp ◆◆
※★は半角@に置き換えてください。
※電子メールでの相談の場合,メール本文に住所,名前,年齢,電話番号,相談内容等の詳細を記載ください。
なお,相談内容が把握できない・返信ができないなど,対応できない場合がありますのでご注意ください。
※おことわり※
1 診療内容に関するトラブルについては,当事者間での十分な話し合いが原則となります。
当窓口では相談者と医療機関による自主的な解決のための助言を行っています。
2 「診断の内容」や「検査の必要性」,「治療の方法」などの適否や医療費の妥当性などの判断はできません。
受診した医療機関にお尋ねください。
3 医療機関と相談者間の仲裁などはできません。
4 医療過誤(事故)か否かの判断,慰謝料に関することは,弁護士などの法律の専門家にご相談ください。
5 病状に応じた特定の医療機関の紹介および健康相談については対応できません。
≪よくある相談Q&A≫
Q:医師や看護師の態度が悪い。
A:医療従事者の態度については,個人の人間性や資質によるところが大きく,法令等で規制されるものではなく,指導できる行政機関はありません。
医療従事者の対応・態度に納得がいかない場合は,医療機関と直接話し合うことをお勧めしています。
その他,医療機関に設置してある患者相談窓口や投書箱などを利用して,相談内容を伝える方法もあります。
なお,当窓口が相談者に代わって,医療機関と交渉したり,調査することはできません。
Q:治療費が妥当なのか知りたい。
A:保険診療の場合は治療,検査,処置など診療の内容に応じた費用が診療報酬に基づいて算定されています。
疑問点などがあれば医療機関の会計窓口に詳しい説明を求めましょう。
保険外診療(自由診療)については,医療機関ごとに金額を設定していますので,受診時に契約内容および金額をよく確認しましょう。
Q:手術がうまくいかなかった。医療ミスだと思う。
A:まずは,医療機関に詳しい説明を求め,話し合いましょう。病院の場合は院内の患者相談室等に相談し,話し合いの調整を依頼する方法もあります。
話し会いの際はできるだけ家族や信頼出来る方に同席してもらい,メモを取ると良いでしょう。
当事者同士の話し合いで納得のいく結果が得られなければ,法律に関する専門機関に仲裁や訴訟の手続きを依頼する方法もあります。
医療過誤であるか否かについては,最終的には裁判所が判断することになるため,当窓口では判断はできず,仲裁することもできません。
必要に応じて,下記弁護士会など関係機関の連絡先をご案内しております。
Q:医師から診療内容などについて,十分な説明が得られない。
A:医療法では,「医療従事者は医療の提供にあたって適切な説明を行い,患者の理解を得るよう努めなければならない」とされています。
説明がないときや説明を聞いてもわからないときは,遠慮せず説明を求めましょう。
また,自分の伝えたいこと,聞きたいことなどはあらかじめメモしておくと話がスムーズに進みやすくなります。
Q:診断書を発行してくれない。
A:医師法では,「診察した医師は,患者から診断書の交付の求めがあったときは正当な事由なく拒んではならない」とされています。
診断書の発行を断られた場合は,その理由を医師に確認しましょう。
また,診断書の内容については,医師が自ら診察した上で医学的に判断した結果であり,当窓口ではその適否を判断できません。
Q:自宅近くの医療機関を教えて欲しい。
A:医療機関検索のホームページなどを使ってご案内しています。
詳しい診療内容については医療機関に直接お問い合わせください。
・北海道医療機能情報システム
(https://www.mi.pref.hokkaido.lg.jp/hokkaido/ap/qq/men/pwtpmenult01.aspx)
・北海道救急医療・広域災害情報システム
(https://www.qq.pref.hokkaido.jp/qq/qq01.asp)
Q:カルテを開示して欲しいが,どうすればよいか。
A:「カルテなどの診療録は,本人の求めがあれば原則開示される」こととなっています。手続きの方法や手数料については,医療機関にお問い合わせください。
ただし,開示することにより,本人または第三者の生命,身体,財産その他の権利利益を害するおそれがあるときは,その全部または一部を開示しない場合があります。
医療機関がカルテの開示に応じない場合には,その理由を確認しましょう。
Q:手術を勧められているが,主治医以外の意見も聞いてみたい。
A:治療方針や診療内容などについて主治医以外の医師の意見を聞くことを「セカンドオピニオン」といいます。
セカンドオピニオンを求めることにより,患者がより納得した治療方法を選ぶことができます。
セカンドオピニオンを希望する場合,通常,主治医からの診療情報提供書(紹介状)等が必要になりますので,希望することを主治医に伝えてください。(保険は適用されません。)
その後,セカンドオピニオンを行っている医療機関に申し込みを行い,その医療機関から案内を受けてください。
Q:診察を申し込んだが,断られた。
A:医師法で「医師は正当な事由なく診療を拒否することはできない」とされています。
医療機関に診察を断られた理由を確認してください。
正当な事由とは,医師の不在や病気など社会通念上やむを得ない事由であり,具体的には医療機関側,患者側,地域その他の事情を総合的に考慮することになります。
また,初めて受診する際は,事前に電話で診察時間や予約が必要かなどを確認するとよいでしょう。
医療に関する他の相談窓口
相談内容 |
機関名 |
電話番号 |
備考 |
法律相談 (医療事故等) |
函館弁護士会 |
0138-41-0232 |
平日 9時~17時 |
札幌医療事故問題研究会 |
011-209-3331 |
受付時間はお問合せください。 |
|
法テラス函館 https://www.houterasu.or.jp/chihoujimusho/hakodate/index.html |
050-3383-5560 0570-078-390 |
平日 9時~17時 |
|
薬に関する相談 |
ほっかいどう・おくすり情報室 |
011-815-0093 (北海道薬剤師会 医薬情報センター内) |
平日 9時~12時,13時~16時 |
救急病院などの情報 |
北海道救急医療・広域災害情報システム |
ホームページをご確認ください。 |
セル |
夜間の急病のとき |
北海道小児救急電話相談 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/cis/kyukyu/denwasoudan.htm |
#8000(または011-232-1599) |
毎日19時~翌朝8時 |
こころの健康相談 |
函館市障がい保健福祉課 精神保健担当 |
0138-21-3077 詳細は心の健康相談のページをご確認ください。 |
平日 8時45分~17時30分 |
その他の相談・療養支援などの情報 |
函館市の相談・療養支援関連のページ https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/category/bunya/fukushi/iryo/ 函館市の保健・福祉関連の相談窓口 https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2021072900034/函館市の健康づくり相談 https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2014021700458/ 函館市の禁煙相談 https://hako-kenko.com/info/smoking/consultation/函館市の乳幼児健康相談 |
各係のページをご確認ください。 |
セル |
≪相談実績≫
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