函館山は,函館市街を見下ろす展望台として,気軽なハイキングの場として,さらに自然観察の場として,市民や観光客などに親しまれています。
特に,函館市の都市公園で約60%の緑地を占める緑豊かな函館山は,近年の自然環境に対する意識の高まりとともに,自然観察の生きた教材として活用されています。しかし,函館山は昔から緑豊かな〈自然の宝庫〉であったわけではありません。実は〈はげ山〉の時代がありました。
今回の展覧会では,函館山の時代ごとの様相,〈はげ山〉であった山がどのようにして今日の姿になったのかを,絵図や写真,この山に生息する生き物の標本などを展示し紹介します。
この展覧会が函館山を見直す機会となれば幸いです。
平成15年6月3日
市立函館博物館