生涯学習推進の基本的な考え方

 人生80年時代を迎え、市民ひとり一人が生きがいとゆとりある人生を過ごすためには、生涯にわたって学び続け、さまざまな学習や諸活動を通じて、自らを高め、心豊かなものとしていくことが大切です。

 また、科学技術の進展や情報化、国際化などのさまざまな社会変化や、環境、福祉、防災等の諸課題も身近なものとなっており、私たちは絶えず、新たな知識や技術などを身につけていくことが必要となっています。

 生涯学習のめざすところは、子どもからお年寄りまで、多くの市民が生涯にわたり、自由で主体的な学習活動に取り組むことにより、自己の充実や豊かな人間性をはぐくみ、家庭や職場、地域全体が活性化していくことにあります。

 このため、生涯学習推進基本構想では、市民の学習活動が円滑に行われ、学習成果が実を結ぶことのできるよう、6つの生涯学習推進の基本施策を設定し、行政や企業、民間教育機関、さらには家庭、学校、地域などの各分野がそれぞれの役割や機能を十分発揮し、総合的な推進体制のもとで「生涯学習社会の実現」をめざすこととしています。

《生涯学習推進の基本施策》

T 生涯学習の基礎づくり ○生涯にわたって自発的な意志で学習に取り組む態度を醸成する。
○市民が気軽に生涯学習に取り組むための学習環境を整備する。
・家庭教育の充実
・学校教育の充実
・社会教育の充実
・団体・サークルの育成
U 学習活動の活性化 ○生涯学習関連事業の体系化や学習プログラムの研究・開発を行い、気軽に参加できる学習の場や学習機会を拡充する。 ・学習事業の体系的整備
・多様な学習プログラムの開発
・文化活動の推進
・スポーツ・レクリエーション活動の推進
V 学習情報システムの整備 ○学習者の要望に応じた適切な情報提供と、指導・助言できる学習相談体制を整備する。 ・多様な学習情報の提供
・学習相談体制の充実
W 指導者の養成と活用 ○様々な分野で市民の学習活動を支援する人材を確保し、資質の向上や活用を図る。 ・指導者の養成・確保
・リーダーバンクの設置と活用
・ボランティア活動の推進
X 学習活動施設の整備充実 ○施設運営の弾力化や事業運営の多様化など、利用者の視点に立った体系的な施設整備を進める。 ・学習活動施設の整備
・学習活動施設の有効活用
・学校施設等の開放
Y 生涯学習推進体制の整備 ○行政の推進組織や市民主体で構成する組織を設置し、他の教育機関等との連携により、総合的な生涯学習推進体制を整備する。 ・生涯学習推進組織の整備
・関係機関との連携・協力